こんにちは。西宮人~Nishinomiyan~をご覧いただきありがとうございます。
たーぼーです。
今回は令和2年4月1日よりスタートする現西宮浜小学校及び中学校の小中一貫校の開校について書いていきたいと思います。
また、当サイトの管理人のたーぼーは政治家でもなんでもありませんので、子どもを持つ親の立場から思いついたメリットやデメリットを考えてみました。(あくまで個人的感想です)
それではどうぞ!
西宮浜小学校・中学校について
地図・住所・連絡先
住所 : 〒662-0934 兵庫県西宮市西宮浜4丁目2−31
連絡先 : 0798-32-0260 (中学校) 0798-32-0251 (小学校)
西宮浜埋立地にある小学校と中学校ですね。香櫨園浜の奥に見える埋立地です。余談ですが香櫨園浜は戦争映画『火垂るの墓』のモデルとなった場所としても有名ですね。
さて話を戻して、現状西宮浜小学校・中学校に通っている生徒たちにとっては小中一貫校になってもさほど大きな障壁はないのではないでしょうか。
生徒数
西宮浜小学校の平成30年度のデータより調べました。
1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | 合計 |
39人 | 39人 | 57人 | 50人 | 86人 | 60人 | 331人 |
西宮浜小学校の児童は以上のように掲載されており、一番多い学年で5年生(平成30年度)でした。クラスに換算するとほとんどの学年が1クラス~2クラスで編成されていることがわかります。
次に西宮浜中学校の児童数です。こちらは令和元年ベース。
1年生 | 2年生 | 3年生 | 合計 |
52人 | 81人 | 70人 | 203人 |
こちらの1年生が前年の小学校6年生と同じ学年ということになります。クラス編成も多くて3クラスかな~という感じですね。
通学区域
西宮浜小学校及び中学校の通学区域は名前の通り西宮浜(埋立地)全域の生徒ということになります。小学校と中学校の通学区域は同じです。
西宮浜小学校・中学校が小中一貫校に変わると何が変わるのか?

西宮市内で初の試み
今回の小中一貫教育は西宮市では初の試みとなります。県内で4校目の開校です。
1年生から9年生までの一つの母体(学校)内で生活をするということになります。
小中一貫校のポイントは5.6年生の期間なのかなと思います。
基本的に小学校は担任制ですが、5.6年生からは段階的に教科担任制での授業をスタートさせてようです。また、小中一貫校の特性を生かして小学校5年生の段階で小学校6年生までの学習内容を終わらせて授業を進めるようです。
もう一つは、部活動のスムーズな参加。5.6年生からは希望があれば7年生以上と同じように部活動に参加することが可能です。より小学校から中学校へ進学する障壁は低くなるのではないでしょうか。
西宮市内どこに住んでいても通えるのか?
市政ニュースでは以下のように書いてあります。
下記の条件を満たせば、校区外からでも通学が可能です。
- 市内(もちろん西宮市)に保護者と居住している。
- 義務教育学校の教育生活に沿った学校生活ができる。
- 原則、徒歩または公共交通機関を利用して通学できる。
- 卒業まで通学する意思を有すること など
※学年の在籍児童・生徒数によっては校区外からの募集は行わないことがある。
つまり、西宮浜に住んでいる児童はこの小中一貫校に通うこととなり、その他地域の児童は上記の条件を満たせば通学可能であるということになります。
3に関しては【原則】と入っているのでおそらく車での送り迎えも認めるということだと思います。

西宮人目線でメリット・デメリットを考えてみよう
メリット
● 2人の子どもを持つ親の視点で思いつくメリットは以下の4つ
- 学校行事が統一して行われるため効率的
- 5.6年生からの教科担任制やクラブ活動は魅力的
- 子どもが同じ場所に通っていることの安心感【非常時も含む】
- 小学校から中学校への進学に対するストレスが少ない(と思う)
1について。小学生の運動会は今週の土曜日。中学生が来週の日曜日。小学生と中学生に子どもがいる場合は結構こういうことが起こります。それが一つに集約されて行われればかなり助かりますね。
2について。担任制を否定しているわけではなく、早い段階で中学校と同じような教科担任制になりそれに慣れることはいいことだと思います。教育改革もありますし、その点を考慮して考えても小中一貫校の方が柔軟に対応できるのではと思います。
3について。長いスパンで同じ先生方に見ていただくというのは教育上いいことだと思います。小学校、中学校の垣根を越えて先生同士での子どもに対する情報共有もスムーズだと思いますし、そういった点で安心感があります。また、地震など万が一天災などに見舞われた場合、子ども2人が同じ場所にいるという点も安心感があります。
4について。中学校に進学する際に新しい学校や友達など今まで過ごして来た環境と変わってしまうことでストレスが生じてしまう可能性もありますが、そのリスクはかなり軽減されているように思います。小中一貫校の強みだと思います。
デメリット
● 2人の子どもを持つ親の視点で思いつくデメリットは以下の3つ
- 自宅から通うとなるとやはり遠い。小学生の足では通えない。
- 途中からの編入?(転校?)の場合は指導カリキュラムのズレが生じていそう。
- 子ども同士放課後遊ぶのが大変そう。【居住が西宮浜ではない場合】
1について。たーぼーが住んでいる地域から西宮浜小学校・中学校まで小学生の足では通うのはかなり大変だと思います。また、個人的には交通機関を使って地域外の小学校・中学校に通わせるという点にも多少違和感があります。僕自身がっつり西宮市の地元の小学校、中学校と徒歩で通っていたのでその先入観かもしれませんが。
2について。これは全体的な問題なのかもしれませんが、仮に西宮浜に引っ越ししてきた子どもが小6だったら、学習内容の進捗状況とか大丈夫なのでしょうかね?まぁ、小中一貫校に関わらず転校すれば、学習の進捗状況に多少の差は生じますからそれと同じですかね。
3について。小学生って放課後友達と遊ぶ約束をして、家に帰ってからランドセル置いてすぐに遊びに行くのが日課だったりします。それが別の地域から通うとなると少し難しくなるような気がします。
さいごに
まとめ
今回は、令和2年度から新しくスタートする西宮浜小学校・中学校の一貫教育校に関することを個人的に思うメリット・デメリットも紹介しつつまとめてみました。
県内で見ても4校目の開校で前例が少ないようですが、今回の新しい西宮市の試みを見守りつつ、成功に導いてくれればなぁと願っています。
この件に関してこの記事が少しでも参考になってくれれば幸いです。
また、新しい情報などがあればこのサイトでご紹介させていただきます!
興味のある方は是非説明会へ!
この新しい学校の就学に関心のある保護者を対象に学校説明会を実施する予定になっています。
日程 | 開始時間 | 会場 | 定員 |
8/17(土) | 10:00~ | 男女共同参画センター(411学習室) | 45人 |
8/17(土) | 10:00~ | 市役所東館7階(教育委員会分室) | 30人 |
8/17(土) | 15:00~ | 西宮浜公民館(講堂) | 130人 |
8/18(日) | 10:00~ | 鳴尾公民館(第4集会室) | 60人 |
8/18(日) | 10:00~ | 塩瀬公民館(第2集会室) | 30人 |
8/18(日) | 15:00~ | 山口公民館(第2集会室) | 65人 |
受付期間 : 7/10(水)~8/9(金)17時半まで。先着順。
申込方法 : 0798-35-3800(学校革新推進課)
所要時間は1時間半。会場は開始15分前からとなっております。申込方法は市のホームページからもできるようです。
ホームページからお申込みされる場合はこちら
興味のある方は是非説明会に参加してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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